こんにちは、munejyukaです。
人間は良い悪いは別にして”思い込み”があり、それを基にして判断や決断の意思決定をしています。
この事実を自分で理解しておくと、今後の意思決定のオプションが増えると思うので少しだけ書いておきたいと思います。
お金についての思い込みの例
人の心の中ではお金の価値がどれも等しいというわけではありません。客観的に考えると同じなのですが、自分の心の中では違ったものになってしまいます。
例えばですが、同じ10万円であっても、汗水たらして稼いだ10万円と宝くじ、パチンコ、競馬、競艇で得た10万円とでは重みが違うと感じます。
これを「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼んでいるそうです。
先日、国から給付された10万円がありましたが、皆様はどのように使われましたでしょうか。あっという間になくなったという方もおられたのではないでしょうか。
汗水たらして得ていないお金なので、いつもより気軽に使った…
となってしまったのかもしれません。
投資についての例
人には今と同じ状態を続けた方が手堅く、失敗しないだろうという思い込みがあります。世間一般には「現状維持バイアス」と呼ばれています。
金利がほとんどつかない普通預金にお金を預け続ける人が多いのも、この「現状維持バイアス」が働いているものと言われています。
合わせて考えられるのは、時間の問題です。資産運用で20年後、30年後に大きく差がつきますよと言われても、ピンとこないのでなかなか投資に積極的になれない人がおられるとのことです。
人は先のものほど過小に、現在に近いものほど過大に評価する傾向が強いようです。
今1万円もらうのと、1年後に1万1千円もらうのとでは多くの人が今の1万円を選ぶのではないでしょうか。
ただ、投資に関しては一寸先は闇なので思い込みが正しいかどうかは神のみぞ知るという範疇になってしまうのですが…
決断の際は冷静かつ客観的に
思い込みが全て悪いとは言わないのですが、偏った思い込みが招く決断は代償が大きくなりがちです。
決断の際は冷静かつ、客観的に調べて、納得がいくようにしたいですよね。他人のアドバイスを貰うのももちろん、”あり”だと思います。
普段からそういう訓練と準備をしっかりしておきたいですよね。
お互いに頑張りましょう!!
※上記の内容に興味を持たれた方がおられましたら下記の本がオススメです。参考まで。
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