こんにちは、munejyukaです。
先日読んだ本に、
あるものはないものより重視される
と書かれていました。
最初はピンときませんでしたが、読みすすめているうちに納得できました。
自分にとっていい内容でしたので、ここに書いておこうと思います。
人は起きていないことについて考えるのが不得手
この本には、人は存在しないものは認識するのが難しいと書かれてありました。
例えば、
戦争中は戦争を実感できるが、平和なときはそのことに気付けない
とか
健康なときは病気のことを意識できない
とのことです。
言われる通りですよね。
毎年風邪をひく人は、今年こそ風邪をひかないように規則正しく生活するぞとなりますが、実際はそういう行動をとれません。
風邪をひいてから、”あ、やっぱりちゃんとしないといけないな”ということになります。
的を得た内容だと思います。
”しないほうがいい”よりも”したほうがいい”のほうに傾きがち
また、アドバイスを受けるというシチュエーションのときに、
”〇〇はしないほうがいい”
というアドバイスより
”○○をしたほうがいい”
というアドバイスのほうに耳を傾けてしまうことが多いようです。
しないほうがいいという”ないもの”よりも、したほうがいいという”あるもの”に傾きがちだとのことです。
しかも、無益か有益かはその際はあまり問題にはならないということです。
難しい話しではないのですが、なかなか奥が深いですね。
まとめ
日常生活において”あるもの”が重視されることは間違いのない事実です。
恐らく全ての人にあてはまる内容だと思われます。
戦争当時の凄まじい話しは、戦争を体験したことがない人に100%伝わることはありません。
これはもう仕方のないことではあるのですが。
だからといって伝えるのをやめるということになってしまってはいけないと思います。
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