こんにちは、munejyukaです。
昨日の日本経済新聞に
カーボンゼロ
という用語がありました。前後の文章から、ニュアンスは伝わってきましたが気になったので少し調べてみました。
カーボンゼロは2050年までに達成する政府の目標
カーボンゼロとは、政府が2050年までに達成したい目標のことで、具体的には、
企業や家庭から出る二酸化炭素などの温暖化ガスを減らして森林による吸収分などと相殺して実質的な排出量をゼロにすること
と書いてありました。
最近よく言われる、地球温暖化を防止していきましょうということですよね。
カーボンゼロ実現への政府戦略が凄い
カーボンゼロを実現するために政府は2020年の末にグリーン戦略をまとめたとのこと。
その内容が凄いもので、特に私達の生活に直結している自動車に関する内容が、
2030年半ばまでに新車販売を電動車に
というものです。
これって何気に凄くないですか?
2030年ということは、あと9年後にガソリン車の新車販売がなくなって、プリウスのような電動車しか新車販売されなくなるというものです。
これを見た瞬間は、”ホンマかいな?”と思いました。私が心配することではないのかもですが、自動車メーカーは大変ですよね!対応可能なのでしょうか?
車から放出されるガスを抑制するということなのでしょうが、本当にできるのかな?というのが本音です。
ガソリンスタンドがまた減っていくのでしょうね…
自動車業界だけでなく他の業種にも
日常生活に直結しているだけでなく、もちろん他の業種にもカーボンゼロの目標が掲げられています。
・洋上風力を2040年までに最大4500万キロワットを創出
・船舶は2050年までに水素などの代替燃料に転換
・住宅は2030年までに新築平均で排出量をゼロに
自動車ほど、沢山の人の生活に直結している内容ではないので少しピンとこないかもですが、こんも業界でお仕事をされておられる方にとっては恐らく凄い内容なのではないかと推測します。
船舶が使う燃料の量なんてケタ違いだと想像できるので、この目標が実現できればかなり温暖化ガスの排出量を減らすことができるということなのでしょう。
代替えエネルギーを用意できるのか?
カーボンゼロを実現するにあたり、今使っているガソリンや軽油をはじめとする化石燃料の代替えをどうやって用意するのかがカギとなりそうです。
政府の考えでは、
・風力発電、水素・アンモニアの利用拡大
・CO2の再利用
等があるようです。
いきなりガソリン等を使うのをやめましょうとはいきませんので、徐々に推し進めていくのでしょう。
まとめ
今回のカーボンゼロという内容は世界中で考えられていて、ヨーロッパでは2050年、中国では2060年に「実質ゼロ」を打ち出しています。
日本も追随したのでしょう。
2030年にはいったいどうなっているのでしょうか?これからも要チェックです!
※カーボンゼロが気になったので本を検索してみました。コレが読みやすそうなので買って読んでみたいと思います。皆様も興味がありましたら是非!
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